今回、一人旅でしたが、ほぼ完ぺきともいえる旅でした。
しかし、実は最後の最後に、ちょっとしたことがありました。
全豪の会場を後にして、飛行機の出発時間の2時間前にメルボルン空港に着きました。
搭乗するシンガポール航空のカウンターへ行くと、出発が2時間遅れるとのことでした。
それだったら、大坂なおみちゃんの試合を見ることができたかもしれなかったなあ、と思いました。
しかし、25豪ドルのバウチャーをもらって、お寿司を食べて、少々ほっとして、旅も終わってしまったと感傷にひたっていました。
すると、空港内で私の名前が呼び出されました。
シンガポール航空のカウンターへ行くと、説明がありました。
私は、
メルボルン→シンガポール→福岡 と飛行機を乗り継いで福岡に帰る予定をしていました。
それで、
メルボルン→シンガポールの飛行機が遅れたので、それに応じて、
シンガポール→福岡 も乗れると思っていました。
しかし、私がシンガポールに着いたときには、福岡行きはすでに出発した後になるとのことです。
やれやれ。
それで、係の人からの提案がありました。
シンガポールから直接、福岡に帰ることはできないので、
シンガポール→羽田→福岡
シンガポール→台北→福岡どちらかを選択していただけませんかとのことでした。
台北回りのほうが、1時間ほど早く福岡へ帰れるので台北行きにしました。
(後で考えたら、羽田回りのほうが、日本の新聞が読めて良かったかなとも思いました)
シンガポールに深夜到着しました。
空港で5時間ぐらい過ごさなくてはいけなかったのですが、空港内から直接入れるホテルが用意されていました。
一度出国手続きをしなければいけなかったのですが、すぐのところです。
そのホテルは、バスタブもあり、メルボルンで3泊過ごした部屋の3倍ぐらいの広さでした。
久しぶりにバスタブにゆっくりつかり、ベッドに横になりました。
2時間ほど熟睡して、リフレッシュできました。
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シンガポール、チャンギ空港から台北まで行きました。
台北からは、シンガポール航空でなく、チャイナエアで福岡に向かうことになっていました。
メルボルンで、シンガポール航空の人に、チャイナエアなので、私どもでは搭乗券を発行することはできません。
台北に着いたら、自分でチャイナエアのカウンターへ行って、手続きをしてください、と言われました。
仕方がありませんが、搭乗券を持っていないと、落ち着きません。
台北空港では、1時間少々の時間しかなく、航空会社のカウンターはエバー航空ばかりでチャイナエアが見つかりません。
やっぱり羽田にしておけば良かったかなとまた思いました。
ちょっとあせりながら、うろうろして、やっと小さなチャイナエアの窓口を見つけて搭乗手続きできました。
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最近、飛行機に乗る時は、カードでピッということも多いですが、私は、搭乗券を持っていないと不安です。
本当に乗せてもらえるかしらん、と直前までドキドキします。
それでも、自動で搭乗手続きができるようになったりとか、AI化の恩恵は大きいですね。
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台北から福岡は、日本びいきの台湾の家族連れと一緒になり、筆談と日本語をまじえて会話をしました。
筆談で錦織と書いたら、「きれい、知っている」と言っていました。
にしこりは、台湾読みでは、きれい、になるんですね。
なんだか、うれしくなりました。
火曜日の朝、到着するはずが、夕方になってしまって、大きく遠回りをしましたが、機内食をたくさん食べて、それほど疲れることはありませんでした。
海外旅行のアクシデントは、いろいろ経験がありますが、航空会社の用意したホテルで宿泊したのは初めてで、シンガポール航空は、評判だけのことはあると思いました。
シンガポール航空に乗っているとき、洋画、邦画含めて映画を5本見ました。
「アウトレイジ最終章」「三度目の殺人」「打ち上げ花火」「ミッションインポッシブル」などです。
DVDを再生するように、自分の都合で再生できるし、機内アナウンスがあると、自動で停止するので、良かったです。