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2018全豪オープン、チケットの種類

このページの目次

1. コートの種類

2. チケットの種類

3. デイセッションとナイトセッションについて

4. 観戦する席について

5. 何回戦を見るか

6. チケットの転売について


チケットのことを理解するのは少々骨が折れます。実際、行ってみて初めてわかったことがいくつかありました。

チケットの前に、どのようなコートがあるのかを説明します。

1. コートの種類

1. ロッドレーバーアリーナ(14800人収容)。

メインのアリーナです。屋根が開閉式になっています。

2. マーガレットコートアリーナ(7500人収容)。

2015年、開閉式の屋根ができました。

3. ハイセンスアリーナ(10500人収容)。

同じく開閉式の屋根があります。

4. ショーコート。

屋外コート。なぜか、ショーコート2とショーコート3があり、1がありません。

5. その他の屋外コート。

座席の大小はありますが、全部で20面以上あります。

2. チケットの種類

1. グランドパス

いわゆる入場券。ロッドレーバーアリーナとマーガレットコートアリーナ以外は、入場できます。

2. ロッドレーバーアリーナチケット。

全席指定。マーガレットコートアリーナ以外はすべて入ることができます。

つまりグランドパスを兼ねています。

一番前のスーパーロウから、カテゴリー1~3まで4段階に分かれています。

さらに日の当たるところ、当たらないところの指定ができます。

また、デイセッション(午前11時から3試合)とナイトセッション(午後7時から2試合)に分かれています。

3. マーガレットコートアリーナチケット。

全席指定。ロッドレーバーアリーナ以外はすべて入ることができます。

以下はロッドレーバーアリーナと同じです。

4. ハイセンスアリーナチケット(2018年メルボルンアリーナと名称変更)

ハイセンスアリーナは、一部座席指定になっています。

また、グランドパスでも自由席なら入場可能です。

試合が終わると自由席待ちで長蛇の列ができます。

それで、座席指定を持っていると、長蛇の列を横目に入場できますので、買っておいて損はないと思います。

ここはデイセッションとナイトセッションの区別はありませんが、あまり遅い時間に試合が組まれることはありません。

P1050852.jpg

写真は、ハイセンスアリーナ。フォニーニ(イタリア)とベネトー(フランス)

3. デイセッションとナイトセッションについて

ロッドレーバーアリーナとマーガレットコートアリーナは、昼と夜が入れ替え制になっています。

終日見るには、両方のチケットが必要になります。

あるいは、お金に余裕があれば、昼はロッドレーバーアリーナ、夜はマーガレットコートアリーナ観戦という選択もできますし、またその逆もできます。

デイセッションは、午前11時から3試合観戦可能。

ナイトセッションは、2試合観戦可能。

7:00PMとありますが、デイセッションが終わってからの入場になります。

私は、ナイトセッションを現地窓口で購入しましたが、ナダルとシュワルツマンの試合が長引いて、入場は、8:30PMぐらいになり、ずいぶん待たされました。

私は、今回、デイセッションを中心にチケットを確保しました。

なぜなら、3試合見ることができるので、1試合お値打ちだと思ったからです。

夜はホテルに帰って、TV観戦すればいいと思っていました。

かなり遅くなると聞いていたからです。

しかし、実際、行ってみると、有名どころの選手は、ナイトセッション中心に試合が組まれます。

また、キリオスなどの地元選手も、ほとんどナイトセッションに出てきます。

それで、ディミトロフ、チリッチなどの選手の試合を見ることはできましたが、フェデラー、ナダルの試合を見ることはできませんでした。

1月20日のロッドレーバーアリーナのナイトセッションは、シャラポワ×ケルバー、フェデラー×ガスケという、垂涎ものの試合が組まれました。

しかし、試合が決まった瞬間に早々に売り切れました。

それで、翌日のナイトセッションは、ナダル戦を期待して、チケットを取りましたが、あいにくキリオス×ディミトロフでした。

(とても好試合で楽しむことはできましたが)

私が、もし次行く機会があったら、ナイトセッション中心に組もうと思います。

ナイトセッションの入場開始時間は、5:00PMからです。

5時まで観光して、それから入場して、他の野外コートの試合を見てもいいし、グランドパス(入場券)だけ、購入して、昼は野外コートの試合を見てもいいと思います。

4. 観戦する席について

チケット購入には、TICKETEK、というチケットピアのようなところが一括管理をしていて、そこでネット購入するのが、正規料金で買えるので、まずはそこからだと思います。

前年の10月から販売開始します。

いい席から埋まっていくので、早めの意思決定をして購入されるのがいいでしょう。

3ヶ月先のチケットですので、誰の試合が見られるのかはわかりません。でも、覚悟を決めて買うしかありません。

チケット購入するときに、日時、コート、カテゴリーのほかに、もう一つ選択肢があり、

今現在、条件が一番いい席、日が当たらない条件がいい席、日があたる条件がいい席、というものがあります。

私は元来、夏はめっぽう強く、暑くてもエアコンなしで平気で過ごせます。

チケットの購入の際は、今現在、条件が一番いい席を選択しました。

今回、初日のロッドレーバーアリーナは、コートサイドの前から5番目といういい席でした。

審判台の反対側の席で、顔を右左と動かす、首の運動にいい席です。(^^)

しかし、その日の気温は、40度。

真冬の日本から来た身としては、非常に厳しい環境でした。

水を買うにも長蛇の列なので、面倒くさくなり、あまり水を飲まずにいたら、熱中症になりかけました。

コートはどのコートも縦方向が南北を向いて設置されています。

真夏なので、太陽が高いところを通るので、まぶしいことはまぶしいのですが、選手にとっては、サーブのトス以外、太陽とボールが重なることはありません。

アリーナは、開閉式の屋根があり、コートエンドには屋根があります。真ん中の屋根は天気が良ければ、開けられています。

それで、コートサイド、審判台側の席、そしてその反対の席は、ほぼ終日、日にさらされることになります。

私は、いつ影になるのかを待っていましたが、結局影になることはなく、ずっと太陽の下にいました。

日よけ留めクリームを塗りましたが、限界を超えていたようで、腕の皮がべろりとむけました。

コートエンド方向で見ると、テレビで見るいつものアングルですので、慣れた感じはあります。

でも、コートサイド方向も捨てがたく、私がチリッチのリストバンドをゲットできたのも、コートサイドの一番前の席を取っていたからです。

チリッチのリストバンドゲットした、観戦記3日目

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ロッドレーバーアリーナ。キリオス(オーストラリア)×ディミトロフ(ブルガリア)

5. 何回戦を見るか

私は、今回、3回戦、4回戦を観戦しました。

全豪の会期は2週間です。

男子シングルスのスケジュールでいえば、以下の通りです。

1回戦2日(月、火)、2回戦2日(水、木)、3回戦2日(金、土)、4回戦2日(日、月)、準々決勝(火、水)準決勝(木、金)、決勝(日)。

錦織くんが、決勝を戦う試合を見て、その勝利の瞬間に立ち会うというのが、最高の状況でしょう。

冷静に判断すれば、これは極めて難しいです。

何せ錦織くんは、2014年全米決勝に一度出ただけです。

しかし、決勝を見るという選択は悪くありません。

その大会で最も調子が良かった選手が戦うのですから、エキサイティングなことは間違いありません。

問題はチケットを入手できるかどうかです。

正規チケットを入手できればいいのですが、入手できなければ、売買サイトからの購入となります。

プレミアチケットとなって、ずいぶん高値になるようです。

しかし、全豪はまだいいようで、ウィンブルドンなどは、チケットが100万円以上して、しかも購入が難しいようです(詳細不明)。

準々決勝、準決勝を見るというのもいいでしょう。

勝ち上がってきた選手同士の戦いは、どの試合も満足したものになるはずです。

逆に、1回戦、2回戦を見るというのも意味はあります。

日本人選手の試合を確実に見ることができます。

日本人選手が1、2回戦でアリーナで試合をするというのは、あまり可能性としてないので(錦織くん以外)、グランドパスという入場券だけで試合を見ることができます。

多分、観客も少ないので、いい席で選手に近いところで見ることも可能だと思います。

今回、私が、3回戦、4回戦の観戦を選択した理由は、土日をはさむことができるからです。

今回、私は全6日間の行程でした。

移動に丸一日かかるので、実際に試合を観戦できるのは、4日間です。

土日をはさめば、仕事を休むのは4日ですみます。

木、金と翌週の月、火を休むというのは、サラリーマンなら、一生に一度のことであれば、なんとかできるのではないでしょうか。

また、観戦を4日にするか3日するか、迷いましたが、どうせいくならと思い4日間観戦にしました。

6. チケットの転売について

用意していたチケットが、不要になった、あるいは買い換えたいと思ったとき、売買できるサイトがあります。

VIAGOGO というところで、日本語でも対応しています。

私は、今回それを利用することになるかもしれないと思い、PCを持参しました。

スマホでは、難しそうだったからです。

このサイトは、チケット番号だけのやりとりで、チケットの受け渡しができるので、会って手渡し、金銭の授受のようなことは不要です。

金銭の授受は、買主は、販売価格をVIAGOGOに支払い、売主は手数料15%を引かれた金額を受け取ることができます。 

買主は、パソコンからチケットを出力するか、あるいは、スマホの画面でそれを表示すれば、それがチケットになります。

たとえば、1時間前の試合のチケットの売買も可能になります。

しかし、私は結局、今回、利用することはありませんでした。

フェデラーの試合を見たいと思い、サイトを見てみると、500豪ドル~600豪ドルで取引されていました。

しかもいい席ではありません。

通常の3倍以上の価格になります。

いくらなんでも、それでは購入する気にはなれませんでした。

価格は売主が決めるので、オークション形式ではありません。

売れずじまいであれば、チケットは、無駄になってしまうので、売主があせっていれば、安く出る場合があります。

また、直前になると、投げ売りのようなこともあるかもしれません。

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